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LINEツール比較・選び方

Lステップ 比較・乗り換え

YYells 編集部 2026.09.28
Lステップ 比較・乗り換え

Lステップのステップ配信(シナリオ配信)は、LINE公式アカウント標準のステップ配信より細かい時間指定と条件分岐で、メッセージを自動で流せる機能です。その代わりに、Lステップの月額と、LINE公式アカウント側で使う通数の両方がかかります。

機能・料金・解約の条件は、2026年9月28日にLステップの公式サイトとLINEヤフーの公式ページで確認した記載だけを載せています。

この記事でわかること

  • 標準機能との違い: 送る間隔の単位、分岐に使える材料、絞り込みの人数条件を1枚の表に。
  • 料金の見え方: Lステップ側とLINE公式アカウント側で、1通ずつ通数を使う決まりと試算の例。
  • 流れないとき・入れる前: シナリオが止まる2つの原因と、解約・プラン変更・既存の友だちの注意点。

Lステップのステップ配信とは|LINE公式アカウントに足して使うシナリオ配信

LINE公式アカウントにLステップをつなぎ、用意したメッセージを決めたタイミングで自動で送る機能です。

Lステップ公式のよくある質問は、Lステップを「LINE公式アカウントと連携して利用するマーケティングオートメーションツール」と説明しています。Lステップだけでは使えず、LINE公式アカウントの契約とあわせて使う前提です。

Lステップの管理画面では、この機能を「シナリオ配信」と呼んでいます。公式の機能ページは同じ機能を「ステップ配信」とも書いており、2つは呼び名の違いで、中身は同じです。シナリオ配信の機能ページによると、最大99,999日後まで、1分単位で送る時間を決められ、条件で分岐もできます。

提供はソーシャルデータバンク株式会社(旧:株式会社Maneql)です。2026年4月にソーシャルデータバンク・アローリンク・Maneqlの3社が経営統合を発表し、公式の料金ページではLinyがLステップの最上位プランという位置づけになりました。

LINE公式アカウントにもともと付いているステップ配信の設定のしかたは、LINE公式アカウントのステップ配信でできること・できないことと設定手順で扱っています。この記事は、そこにLステップを足した場合にできるようになることと、増える費用を受け持ちます。

LINE公式アカウント標準のステップ配信との違い

大きな違いは、送る間隔の細かさ、分岐に使える材料、絞り込みに要る人数の3つです。

Lステップ公式の機能ページによると、LINE公式アカウントには2021年から標準のステップ配信があり、Lステップを入れなくても友だち追加からの自動配信はできます。標準機能の欄はLINEヤフーのステップ配信マニュアル、Lステップの欄はLステップ公式の機能ページの記載です。

項目 LINE公式アカウント標準 Lステップ
開始のきっかけ 友だち追加、またはオーディエンス 友だち追加時、回答フォームの送信後など、発動タイミングを設定
次のメッセージまでの間隔 待ち時間は1〜30日の日単位 最大99,999日後まで。1分単位で指定
分岐に使う材料 属性(性別・年齢・OS・エリア)とオーディエンス タグ、友だち情報欄、回答フォームの回答など
絞り込みの人数条件 属性の絞り込みは友だち100人以上が必要(Lステップ公式の説明) 1人からでも配信できる
本数と長さの上限 作成は50件まで。ステップは1ルート10個、1配信100個まで フリーはシナリオ1本、スタート以上は無制限
費用 LINE公式アカウントの月額と通数だけ Lステップの月額(税込)に、LINE公式アカウントの月額(税別)が別にかかる
表1:LINE公式アカウント標準とLステップのステップ配信の違い(2026年9月28日にLINEヤフーのマニュアルとLステップ公式で確認)

送る間隔は「日単位」か「1分単位」か

LINEヤフーのマニュアルでは待ち時間は1〜30日の日単位で、Lステップは1分単位で決められます。

LINE公式アカウント標準では、メッセージごとに配信する時間帯を決め、その時間内に送り切れなかった分は翌日の同じ時間に回ります。マニュアルは、配信数が多いと時間内に全部を送れないことがあるとして、3時間以上の幅で設定するよう勧めています。友だち追加の日付の判定がずれて、進み方が1日前後ずれることがあるとも書かれています。

Lステップ公式の機能ページは、標準機能を「友だち追加後の配信は『1日後』からしか設定できず」、配信時間は1時間単位と説明し、Lステップは当日の配信や1分単位の指定ができるとしています。ただし公式ブログのシナリオ配信の解説には、配信数や通信の状況によって指定した時刻に送られない場合があるとも書かれています。1分単位は「その時刻に必ず届く」という意味ではありません。

分岐の材料は「属性」か「タグと回答」か

標準機能は性別や年齢などの属性で分け、Lステップは店側が付けたタグや回答で分けます。

標準機能の属性は、友だち本人が店に伝えた情報ではありません。Lステップ公式の絞り込み配信のページによると、LINE公式アカウントで属性の絞り込みを使うには友だちが100人以上、オーディエンスの多くは50人以上が必要です。

Lステップでは、回答フォームで「興味のあるメニュー」を答えてもらい、その回答で自動でタグを付け、タグごとに別の流れへ進める組み方ができます。流入経路ごとにシナリオを分けることもでき、流入経路分析はプロプラン以上の機能です。条件に合う人が1人でも配信できます。

仕組み|2つのシナリオタイプと購読のルール

シナリオは「時刻で指定」か「経過時間で指定」で組み、1人が読めるのは同時に1本だけです。

Lステップ公式の機能ページでは、シナリオ一覧から新しいシナリオを作り、発動タイミングと送る時間を決め、途中に分岐やアクションを入れる流れが紹介されています。図1は、その組み立てを構造だけ描いたものです。

図1:シナリオ配信の組み立て(同時に読めるのは1本)発動タイミング友だち追加時回答フォームの送信後 など送る時間を決める時刻で指定(毎日同じ時刻)経過時間で指定(◯時間後)分岐タグ・回答・友だち情報欄で分けるシナリオAの続き同じ流れで次のメッセージへシナリオBへ移るAはその時点で止まる購読のルール1人が同時に読めるシナリオは1本。Bを始めるとAは止まり、Aに戻すと止まったところの続きから流れる最後まで読んだシナリオは「読了済み」。リセットしない限り、同じ人に同じシナリオはもう一度流れない
図1:Lステップのシナリオ配信の組み立て(Lステップ公式の機能ページと公式ブログをもとに作成)

「時刻で指定」と「経過時間で指定」の使い分け

夜中に届かせたくないなら「時刻で指定」、直後の追いかけなら「経過時間で指定」が向きます。

「時刻で指定」は、いつ友だちになった人にも決まった時刻に送る方式です。シナリオが始まった時点で最初の配信時刻を過ぎていると、最初のメッセージは次の日のその時刻から流れます。

「経過時間で指定」は、「友だち登録してから5時間後」のように、購読が始まってからの経過時間で送る方式です。公式ブログは、友だち追加から3時間後に設定していると、23時に追加した人には夜中の2時に届いてしまう例を挙げ、この場合は「時刻で指定」のほうが安心だとしています。セミナーの最後に友だち追加をしてもらい、終わって3時間後に送るような使い方には経過時間が合います。

1人が同時に読めるシナリオは1つだけ

別のシナリオを始めると元のシナリオは止まり、元に戻すと止まったところの続きから流れます。

公式ブログは「一人の友だちが購読できるシナリオは一度に一つだけ」と書いています。メールマガジンのように、同じ人に「新規向け」と「キャンペーン告知」を並行して流す組み方はできません。

途中でキャンペーン用のシナリオへ移す設計にすると、新規向けの教育の流れがそこで止まります。並行して伝えたい告知は、シナリオではなく一斉配信やセグメント配信で送るほうが、流れが止まりません。

シナリオが流れないときは2か所を見る

流れないときは、発動タイミングが設定されているかと、読了済みになっていないかを確かめます。

1つ目は発動タイミングです。シナリオを作っただけでは誰にも流れず、「友だち追加時設定」や「回答フォーム送信後」など、どのきっかけで始めるかを設定する必要があります。

2つ目はリセットです。一度最後まで読まれたシナリオは「読了済み」になり、配信の状態をリセットしない限り、同じ人が同じシナリオをもう一度読むことはできません。公式ブログは、自分でテスト配信をしたあとは必ずシナリオをリセットするよう勧めています。テストで読了済みになったアカウントで確かめ直しても、2回目は流れません。

ステップ配信で送れるもの|画像・動画・リッチメッセージ

テキスト・画像・動画のほか、リッチメッセージ、カルーセル、Lフレックスもシナリオに入れられます。

Lステップ公式の機能まとめによると、登録できるテンプレートは標準メッセージ・カルーセル・フレックス・テンプレートパックの4種類です。形式ごとの上限と使えるプランは表2のとおりです。

形式 できること・上限 使えるプラン
テキスト 吹き出し5つまでを1配信で送れる(LINE公式アカウントは3つ)。1吹き出し約4,500字(LINE公式アカウントは500字) フリーから
画像 標準メッセージで送る フリーから
動画 mp4形式、200MBまで、最大で約9分 フリーから
リッチメッセージ 10MB以内なら高さ2080px以上の画像も使える。分割レイアウトを選べ、押したときの動作の選択肢が広い フリーから
カルーセル 横にめくれるカードを並べる フリーから
Lフレックス 画像・ボタン・動画を1つのメッセージに組み合わせる スタート以上
表2:Lステップで送れるメッセージの形式(2026年9月28日にLステップ公式の機能ページと公式ブログで確認)

動画の条件は公式ブログの動画配信の解説、リッチメッセージはリッチメッセージの解説、吹き出しと字数は一斉配信の解説、LフレックスのプランはLフレックスの機能ページの記載です。表の「フリーから」は、プラン限定の記載が見当たらない形式です。

ステップ配信に長い動画や大きな画像を入れても、通数の数え方は変わりません。LINEヤフーの料金ページは、通数を「メッセージを送った回数」×「送った友だちの数」で数えると説明しています。

ステップ配信と組み合わせる機能|一斉配信・セグメント配信・顧客管理

時間の流れで送るのがステップ配信、条件で一度に送るのが一斉配信とセグメント配信です。

Lステップの配信は、シナリオ配信・一斉配信・絞り込み配信・個別トークなどに分かれています。ステップ配信だけで全部をまかなうのではなく、役割を分けて組み合わせる設計が前提です。

一斉配信・セグメント配信との使い分け

友だちになった日から順に送るならステップ配信、同じ日に届けたい告知なら一斉配信を使います。

ステップ配信は、友だちごとに開始日が違い、同じ3通目でも人によって届く日が違います。新規の人に店の紹介、メニューの選び方、初回の予約方法を順に伝える流れに向いています。

臨時休業やキャンペーンのように、全員に同じ日に届けたい知らせは一斉配信で送ります。タグや回答で対象を絞る場合がセグメント配信(絞り込み配信)です。LINE公式アカウント標準の絞り込みの種類と人数条件は、セグメント配信の絞り込み3種と人数条件にまとめています。

タグ・友だち情報欄・回答フォームで分岐の材料をためる

分岐の材料になるのは、タグ、友だち情報欄、回答フォームの3つで、どれもフリープランから使えます。

公式の料金ページによると、タグは最大10,000種類まで作れ、フリープランは10個までです。友だち情報欄は最大100項目、回答フォームは最大20問まで設定できます。

回答フォームの回答で自動でタグを付け、そのタグでシナリオを分ける組み方をすると、配信しながら顧客の情報がたまっていきます。これはLINEを顧客管理の台帳として使う考え方で、LINE CRMの考え方と無料でできる範囲で詳しく扱っています。CRMという言葉の意味はCRMの意味とSFA・MAとの違いを見てください。

料金|Lステップの月額とLINE公式アカウントの通数は別にかかる

Lステップの月額(税込)とは別に、LINE公式アカウントの月額(税別)と通数がかかります。

Lステップの通常プランは4つで、初期費用は0円です。金額は公式の料金ページの表示どおり税込で載せています。

プラン 月額(税込) 月間の配信数 シナリオ数・主な追加機能
フリー 0円 200通まで シナリオ1本。タグは10個まで
スタート 5,000円 5,000通まで シナリオ無制限。Lフレックス
スタンダード 21,780円 30,000通まで シナリオ無制限。セグメントリッチメニュー、URLクリック測定
プロ 32,780円 50,000通まで シナリオ無制限。流入経路分析、クロス分析、ファネル分析、コンバージョン管理、広告連携、送信者アイコンの変更
表3:Lステップの通常プラン(2026年9月28日に公式の料金ページで確認。税込。LINE公式アカウントの費用は含まない)

LINE公式アカウントは、LINEヤフーの料金プランのページで、コミュニケーションプラン0円(200通)、ライトプラン5,000円(5,000通)、スタンダードプラン15,000円(30,000通)の3つです。金額は税別で、スタンダードだけ1通3円までの追加メッセージを送れます。ステップ配信も通数に数えられます。プランの選び方と無料200通の数え方はLINE公式アカウントの料金と無料200通の数え方で扱っています。

Lステップは税込、LINE公式アカウントは税別で表示されているため、この記事では2つを足した1つの金額にはしていません。

フリープランはシナリオ1本・タグ10個・月200通まで

フリープランでもステップ配信は使えますが、シナリオは1本、タグは10個、配信は月200通までです。

シナリオが1本だけなので、流入経路や回答ごとに別の流れを作る使い方はできません。タグも10個までなので、分岐の材料は少なくなります。月200通は、友だち20人に10通のシナリオを流すと使い切る量です。フリーは1社につき1アカウントまでです。

1通でLステップとLINE公式の両方の通数を使う

Lステップから1通送ると、Lステップ側とLINE公式アカウント側の通数を1通ずつ使います。

図2:1通でLステップ側とLINE公式側の通数を1通ずつ使うLステップから1通送るLステップ側の通数 −1LINE公式側の通数 −1友だちに届くどちらか片方が0通なら、Lステップからは送れない管理画面のトップで、Lステップ側とLINE公式側の残りの通数を両方見るLINE公式アカウントの管理画面から直接送った分は、LINE公式側の通数だけを使うLステップの個別トークで1対1で送った分も、Lステップの送信数に入る
図2:通数の使い方(Lステップ公式のよくある質問と申し込みページをもとに作成)

公式のよくある質問は「1通送信につきLステップとLINE公式の通数をそれぞれ1通ずつ消費します」と書き、どちらか片方が0通だと配信できないとしています。申し込みページによると、1対1の個別メッセージもLステップの送信数に含まれます。

そのため、プランは両方の上限を見て選びます。表4は、友だちの数と1人あたりの月の通数から、両方のプランを当てはめた例です。Messaging APIで数えられる通数の考え方はMessaging APIで課金される通数の数え方で扱っています。

例 月の通数 Lステップ(税込) LINE公式アカウント(税別)
友だち300人に月10通 3,000通 スタート:5,000円(5,000通まで) ライト:5,000円(5,000通まで)
友だち1,000人に月8通 8,000通 スタンダード:21,780円(30,000通まで) スタンダード:15,000円(30,000通まで)
表4:通数から両方のプランを当てはめた例(金額は表3とLINEヤフーの料金プランのページから。税区分が違うため合計は出していない)

友だち300人の例では、LINE公式アカウントの無料のコミュニケーションプラン(200通)では足りず、ライトプラン以上が要ります。ステップ配信の通数は、シナリオの長さと、その月に新しく友だちになった人の数で増えるため、一斉配信の予定と合わせて見積もります。

大量送信プランとオプションの費用

月50,000通を超える配信は10万通からの大量送信プランで、Webhook転送やスタッフ追加は月額のオプションです。

公式の料金ページは、50,001通以上を送る場合は大量送信プランを見るよう案内しています。大量送信プランのページの月額(税込)は、10万通87,780円、30万通164,780円、50万通197,780円、100万通327,800円で、申し込んだ時点から課金されます。

オプションは、Webhook転送が月5,500円、Webhook転送とAPI連携のセットが月11,000円(プロ以上)、スタッフの追加が1名につき月1,100円です(いずれも税込)。プロプランは10名までスタッフを無料で追加できます。

Linyは統合後の料金ページで最上位プランとして案内されていますが、料金は公式の料金ページに載っていないため、この記事では書いていません。

入れる前に確認すること|解約・プラン変更・既存の友だち

契約前に、解約できる時期、下げられるプラン、連携先を変えられないことの3点を確かめます。

確認すること 公式の決まり 見落とすと起きること
解約できる時期 課金後の解約は3か月後(3回課金後)から、課金日の前日まで。日割りの返金はない 1か月で合わないと分かっても、3回分の月額を払う
プランを下げる ダウングレードはプロと大量送信プランの間だけ。フリーへはどのプランからも下げられない スタンダードからスタートへ下げて費用を抑える、ができない
連携するLINE公式アカウント 利用中に連携先を変えられない。一度連携したアカウントは解約後に再連携できない テスト用に本番のアカウントをつなぐと、後で戻せない
既にいる友だち トークかスタンプなど、何か動いてもらうまでLステップに認識されない 導入した日から既存の友だち全員にシナリオが流れると思っていると外れる
他の配信ツールとの併用 LINE公式アカウントのAPIを使う他のツールと同時に使うと、どちらも正常な動作が保証されない 予約システムなどと同じアカウントでつなぐと、どちらかが動かないおそれ
サポート 初期設定のサポートは無料。スポットコンサルは有料プランなら毎月1回60分無料、フリーは初回だけ無料、以降は1回11,000円(税込) 自分で組めないまま月額だけ払う
表5:Lステップを入れる前に確認すること(2026年9月28日にLステップ公式の料金ページ・申し込みページ・特定商取引法の表示・導入方法のページで確認)

初回課金から3か月は解約できない

通常プランは契約から1か月無料で、課金が始まってから3回分を払うまでは解約できません。

公式の料金ページは「課金後の解約は3カ月後(3回課金後)から可能です」と書き、特定商取引法の表示には日割り計算による返金はしないとあります。1か月の無料期間は新規の契約だけが対象です。

プランを下げられるのは、プロプランと大量送信プランの間だけです。スタンダードで始めてスタートに下げる、有料からフリーに戻す、はどちらもできません。最初は必要な機能が入っている一番下のプランで始め、足りなくなってから上げる順番が安全です。

連携するLINE公式アカウントは利用中に変えられず、一度連携したアカウントは解約後にLステップへ再連携できません。試しに触ってみるだけなら、本番のアカウントをつなぐ前に、公式の説明会や無料の個別相談で画面を見ておく方法があります。

既にいる友だちは一度動いてもらうまで認識されない

導入前からいる友だちは、トークかスタンプを送ってもらうまでLステップの対象になりません。

公式の導入方法のページは、既存の友だちに何らかのアクション(トークまたはスタンプ)をしてもらうことでツールに認識されると説明しています。友だち追加をきっかけにしたシナリオは新しく友だちになった人から流れるため、既存の友だちには、一斉配信で返信やアンケートの回答を促すところから始めます。

予約システムやほかの配信ツールで、同じLINE公式アカウントのAPIをすでに使っている場合は注意が要ります。申し込みページは、同時に使うといずれのツールも正常な動作は保証されないとしています。

予約とリマインドが主なら、ステップ配信から始めなくてよい

予約・前日リマインド・問い合わせへの返事が主な目的なら、ステップ配信の設計から始めなくてよい場合があります。

公式ブログのステップ配信の解説は、導入のタイミングを「手動の配信で成果が出たとき」とし、初めは7〜10通程度の短いステップから始めるよう勧めています。何を順に伝えれば予約につながるかが分かっていないうちに長いシナリオを組んでも、流れる中身が決まりません。

前日リマインドはLINEで予約の前日リマインドを自動で送る方法、予約の受け方はLINE予約システムの仕組みと選び方で扱っています。

このサイトを運営するエールスは、LINEでのAI応答・予約・Googleカレンダー同期・予約24時間前のリマインド・一斉配信・顧客分析を1つにまとめたサービスです。機能一覧にステップ配信(シナリオ配信)はありません。友だちになった日から順にメッセージを流したい場合はLステップのようなツールが合い、予約とリマインドが主な目的の店舗ならエールスの料金プランのFree(0円)から試せます。

よくある質問

Lステップのステップ配信は無料でも試せますが、LINE公式アカウント側の通数と、解約の条件を先に確かめます。

Q. Lステップのステップ配信は無料で使えますか。

A. フリープランで使えます。ただしシナリオは1本、タグは10個、配信は月200通までです。Lステップから送った分はLINE公式アカウント側の通数も使うため、LINE公式アカウントの無料のコミュニケーションプラン(月200通)の範囲も同時に見ます。

Q. LINE公式アカウントのステップ配信だけでは足りませんか。

A. 友だち追加から日単位で順に送り、属性で分けるだけなら標準機能で足ります。当日中の時間指定、回答やタグでの分岐、友だちが100人に満たないうちからの絞り込みが要るなら、Lステップのような外部ツールが必要です。

Q. シナリオ配信とステップ配信は違う機能ですか。

A. 同じ機能です。Lステップの管理画面では「シナリオ配信」と呼び、公式の機能ページでは「ステップ配信」とも書かれています。LINE公式アカウントに標準で付いている「ステップ配信」とは別の機能です。

Q. ステップ配信の通数はどう数えますか。

A. 送った回数×送った友だちの数で数え、Lステップから送った1通はLステップ側とLINE公式アカウント側の通数を1通ずつ使います。10通のシナリオを30人が最後まで読むと、両方で300通ずつ使います。

Q. 途中でプランを下げたり解約したりできますか。

A. 解約は課金後3か月(3回課金後)から、課金日の前日までです。プランを下げられるのはプロと大量送信プランの間だけで、フリーにはどのプランからも戻せません。日割りの返金もありません。

Q. 配信した覚えのない時間に届いたのはなぜですか。

A. 「経過時間で指定」にしていると、夜に友だちになった人には夜中に届きます。夜中を避けたいなら「時刻で指定」にします。配信数や通信の状況によって、指定した時刻からずれて届く場合もあると公式ブログに書かれています。

Q. ほかのLINE配信ツールと一緒に使えますか。

A. 同じLINE公式アカウントで、APIを使うほかのツールと同時に使うと、どちらのツールも正常な動作は保証されないと公式の申し込みページに書かれています。予約システムなどをすでにつないでいる場合は、契約前にLステップのサポートへ確認します。

まとめ

Lステップのステップ配信は、標準機能より細かい時間指定と、タグや回答での分岐ができるシナリオ配信です。

費用はLステップの月額(税込)とLINE公式アカウントの月額(税別)の2本立てで、1通送るごとに両方の通数を使います。フリーはシナリオ1本と月200通までで、有料プランは課金後3か月は解約できず、下のプランへの変更もほぼできません。シナリオが流れないときは、発動タイミングと読了済みのリセットを見ます。標準機能で足りるかどうかは、LINE公式アカウントのステップ配信でできることと見比べて決めてください。

参考情報

出典は次の19ページで、Lステップ公式・LINEヤフー・エールスの記載を2026年9月28日に確認しました。

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